前回までで自作PCの組み立てまでを紹介しました。
組み立てたPCの構成は下記の記事をご覧ください。
今回OSをインストールしたので、その模様をシェアさせていただきます。
インストールしたOSはWindows 11 Proです。
インストールにあたっては下記のサイトを参考にさせていただきました。
作業のポイントなど
パッケージ版のUSBがUSBポートにささらない
パッケージ版のUSBが非常にかたく、USBになかなかささらなくて苦労しました。
上記の記事や差込口との形状を見たところ、銀色の方を差し込むので間違いないことはわかりました。しかし、あまりにもかたいので、もしかしたら青いところがキャップになっているのではと思ってしまったくらいでした。
少しずつ力をかけて押し込んでいったら入りました。
ブートオプションの設定を確認する
上記の記事では電源を入れてしばらく待つとWindowsの設定画面が出てきますと書いてあります。
ただ、パッケージ版の説明ではUSBドライブから起動するように設定するという手順になっていたので、電源を入れた後にDeleteキーを押してBIOSに入り、Bootの設定から起動するデバイスを設定しました。
設定方法については下記の記事が参考になると思います。
また、下記のサイトでも起動デバイスを選ぶ際は『「UEFI:○○」という選択肢を選ぼう。』と書かれています。
私の場合もインストール用のUSBは「UEFI : ○○ Partition 1」というような名称になっていました。
なので、それを選択し、セーブしてExitしました。
しばらく待っていると無事にWindowsの設定画面が表示されました。
キーボードの設定をする
Winodwsの設定の中でキーボードの設定をする場面がありました。
デフォルトの選択肢では「PC/AT 拡張キーボード (101/102 キー)」となっていました。
私はデフォルトのままで進めてしまったのですが、
私が今回購入したAmazon Basicのキーボードが対応していたのは「日本語キーボード (106/109キー)」でした。
なので、インストール時のその後の設定ではキーボードの記号のキーが実際に入力される記号と対応しておらず、必要な記号をタイプするのに苦労しました。
プロダクトキーの入力
プロダクトキーは同梱されていたカードの裏面のバーコードの上に書かれたハイフン区切りの文字列がプロダクトキーとなっていたので、それを入力しました。
OSをインストールする場所を指定する
選択肢は2種類表示されていました。
先に詳細させていただいたサイトでは「初めて使うドライブは「割り当てられていない領域」と表示される。」と書かれていましたが、私の場合も「ディスク0の未割り当て領域」となっていました。
空き容量をみれば自分が導入したストレージの容量の近似値が表示されているので、そちらもあわせて確認すれば間違いなくインストール先を指定できると思います。
デバイスの名前を設定する
デバイスの名前を設定する場面がありましたが、後からでも設定できるとのことだったので、「今はスキップ」を選択しました。
他にも設定事項はあったと記憶していますが、特につまづいた点は以上になります。
手元にスマートフォンを用意してわからないときは調べられるようにするとよいと思います。また、画面を写真で取っておくと自分がどのように設定を進めていったかが後から確認できるので良いかもしれません。
OSのインストール後
USBのWiFi 無線LAN子機の導入
これまで、OSのインストールではLANケーブルを使用してインターネットと接続していましたが、実際に使用する部屋ではLANケーブルは使用できないので、WiFi用の無線LAN子機を使うことにしました。
ただ、購入した商品はドライバーがDVDで提供されていました。今回私が自作したPCではDVDドライバーはつけていないのでそのままではドライバーのインストールができません。
幸いにも今まで使っていたノートパソコンはDVDドライバーがあったので、今まで使っていたノートパソコンを使ってDVDの中身を読み込ませて、DVDの中身をそのまま手元にあったUSBにコピーしました。
そのUSBを今回自作したPCに差し込んで、USBの中のインストーラーを起動したところ、無事にドライバーのインストールができました。
今回自作したPCの使用感
まだそれほど使用していませんが、今のところ問題なく使用できています。
webのブラウジングも問題ありませんし、YouTubeも問題なく見ることができます。
Photoshopも最新のバージョンがインストールでき、起動も問題なくできました。
また、Photoshop自体はそれほど使っていませんが、あまり大きな問題はないように感じます。
ただ、試しにスポット修正ツールを使用したときにブラシのストロークがすこしぎこちない感じがしたのですが、それがPCの問題なのかが判断できないので完全に問題がないとも言い切れません。
今後使っていくともしかすると動作が重くなるような場面が出てくるかもしれません。
また、今アンドロイドスタジオを使って、初めてのアンドロイドアプリ作りに挑戦しています。
その際に、エミュレーターの起動がエラーになってしまったので、実機で開発を行っているのですが、これに関してもPCのスペックの問題なのか、私の設定方法に誤りがあるのか判断できないです。それ以外は問題なく動作しており、特に開発に支障はありません。
追記
現在Android Studioでアプリを作成しているのですが、USBポートの一つに不具合があり、USBでスマートフォンを接続した場合、Android Studioとの通信がうまくいかないことが判明しました。ケース固有のUSBポートなのですが、ケース側の問題なのでしょうか?一応今回のPCの不具合としてメモさせていただきます。
ディスプレイに関して
ディスプレイも基本的には問題ありません。
ただ、web上のレビューでもあったようにスピーカーの音が少しこもったような音になっています。
最初は少し気になりましたが、YouTubeを見るくらいであれば許容範囲だと思っています。もし気になるようであれば別途スピーカーを用意するなどが良いと思います。